夜飛ぶゴイサギを見て

 

ゴイサギ

夜、川べりを走って家路を急いでいると、ゴイサギが飛んでいて驚きました。

 

田舎によくありがちな、リーバーサイドホテルを気取ったのか、なにもないところにいきなり何件か唐突に建っている派手なラブホテルの光に照らされて、ゴイサギが羽ばたいているのが見えました。

 

ゴイサギは五位鷺とかかれ、平家物語では醍醐天皇によって「五位」の位を与えられたことで有名です。本来平民よりもずっと偉い鳥です。でも、夜光る怪しげな鳥として江戸時代には妖怪を扱った画集にも描かれたりしています。

 

もちろん、両方創作ですけどね。普通鳥はあまり夜飛ばないとおもいますが、ゴイサギは夜行性だそうです。
色は青いような灰のような色で、夜、月明かりか何かに照らされて飛んでいるのを見ると、何か怪しいものと思うのも納得のいく気がします。

 

夜光ると言われるのは、食べている魚などの死体に燐がついていたためだ、というような説もあるようですが、いささか牽強付会ですね。
普通に何かの光に照らされたと思うほうが納得できます。

 

川べりで夜怪しい音がしたり、白いものが飛んでいるのを見たら、幽霊やUFOを疑うよりゴイサギをまず思い浮かべると良いかもしれません。